しっかり寝たはずなのに、朝から身体が重い。
冷房の中にいると、手足だけ冷えている。
やる気が出ない、気分が上がらない――
夏特有のこの「なんか調子が悪い」状態。
実は、暑さそのものではなく、自律神経の乱れが原因です。
気温差10℃が、毎日あなたの体を消耗させている
冷房の効いた室内(25℃前後)と、35℃を超える屋外。
その差は10℃近く。
気温が変わるたびに、体は
「体温を上げなきゃ」
「今度は下げなきゃ」と
何度も何度も対応し続けます。
この調整を担っているのが、自律神経です。

気温差が7℃以上になると、自律神経は過剰に働き続けなければなりません。
朝から晩まで、毎日この繰り返し。
当然、疲れ果てます。
これが「寒暖差疲労」と呼ばれる状態です。
自律神経が乱れると、夜眠れなくなる
自律神経には2つのモードがあります。
昼間に優位になる交感神経(活動モード)と
夜に優位になる副交感神経(休息モード)。
この切り替えがスムーズなとき、
昼間はエネルギッシュに動け、夜はぐっすり眠れます。
ところが、自律神経が疲弊すると、この切り替えが崩れます。

夜になっても交感神経が優位なまま――
「眠れない、気持ちが落ち着かない」
翌朝も疲れが残ったまま、また一日が始まる。
これが、夏の疲れが抜けない正体です。
疲れているのに、休めない
疲れているのに、横になっても頭が動き続ける。
そんな経験はないでしょうか。
体は休もうとしているのに、スイッチが切り替わらない。
それは意志の問題ではなく、自律神経が乱れているサインです。
だからこそ、段階を踏んで、体に「休んでいい」を伝えていく必要があります。
3つのステップで、自律神経を整える

Step 1|太陽礼拝——今の自分の状態に気づく
呼吸とともに身体を動かしながら
「今日の自分はどんな状態か」をただ感じていきます。
忙しい毎日の中で、いつの間にか入っていた力が、少しずつほぐれていきます。
Step 2|耳マッサージ——副交感神経をオンにする
耳には、副交感神経の大部分を占める「迷走神経」が走っています。
アロマオイルを使ってやさしくほぐすだけで、末端まで血流が戻り、
肩や首の力がふっと抜けていきます。


Step 3|リストラティブヨガ——役割を降ろす時間
クッションやブロックで体を支え、何もしなくていい時間をつくります。
頑張ること、誰かのために動くことに慣れた体が、
少しだけ役割を離れて、深く休んでいきます。
私自身も、疲れているのに休めない時期がありました
以前の私は、肩こりや冷え、PMS、
朝から抜けないだるさに悩み、
「なんでこんなに疲れているんだろう」と
感じることがよくありました。
呼吸は浅く、気づけばいつも肩に力が入り、寝ても疲れが取れない。
心にも余裕がなく、些細なことでイライラしたり、
不安になったりすることもありました。
そんな日こそ、体が重いからと何もしないより、
呼吸に合わせて少し体を動かした方が、体も気持ちもほぐれ、
その後の休息時間がより心地よく感じられることを知りました。
さらに耳をやさしくほぐすと、肩や首の力が抜け、
じんわり温まっていく感覚が心地よく、全身の力がふっと抜けていきます。

この「動くこと」と「休むこと」の組み合わせは、私自身がとても好きな時間です。
だからこそ、いつも頑張っている方にも、呼吸とともに体を動かし、
体を重力に預けて静かに休み、
「呼吸が深まったな」
「なんだか体が軽いな」
そんな、小さな変化を感じていただけたらと思っています。
7月11日(土)「Flow & Restore」では、この3ステップでレッスンを行います。
「最近、疲れが抜けない」
「夜、なかなか眠れない」
「なんとなく、心も身体も重い」
そう感じているなら、それは身体からの小さなサインかもしれません。
レッスンを受けたその夜、身体が深く眠りに落ちていく。
翌朝目が覚めたとき、身体がいつもより軽い。
その「違い」が、軽やかな自分へ戻るきっかけになります。
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